色褪せやすい屋外の銘板には紫外線対策を

屋外に取り付ける銘板には紫外線対策を施しておいた方が良いでしょう。太陽から発せられる日光には様々な成分が含まれており、それらの中でも紫外線は銘板の表面を劣化させてしまいます。せっかく高い費用を出して取り付けたものでも、すぐに色あせてしまうのではがっかりするのではないでしょうか。新品同様の見た目を長く維持するためにも、屋外での設置に適した処理が施されているものを選ぶようにしたほうが確実です。

紫外線対策を施した銘板にはいくつかの技術が採用されています。まず太陽光に強い塗料の採用です。多くの塗料は太陽光が長時間当たると色があせて薄くなってしまいます。例えば新品購入時は深みのある鮮やかな赤色だった車でも、10年も乗り続けると輝きは失われ赤色も薄く白けてしまうことでしょう。

これは太陽光に含まれている成分が原因なのですが、耐性を持つ塗料を使うことで対策することができます。また本体を覆う透明のカバーで対策している場合もあります。本体だけでは太陽光のダメージを避けることができない場合でも、透明のカバーを上から取り付けることで色が変化するのを避ける仕組みです。カバー自体はクリアな素材で作られていますから、文字が見えにくくなってしまうといったことはありません。

特別な樹脂によって長期間にわたって本体を守ることができ、効果がなくなった場合でもその部分のみを交換するだけで良いので経済的です。こうした技術は限られたメーカーでしか導入されていないので、制作を依頼する際にはよく比較しておくことが欠かせません。

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